光明寺は8つある浄土宗の総大本山の1つで、創立は1243年、開山は浄土宗第三祖然阿良忠上人です。江戸時代になると、徳川家康公は当山を関東十八檀林の筆頭におき、僧侶の学問と修業の道場となりました。当山はまた皇室との関係も深く、国と国民の平和を祈る「勅願所」の指定を受けました。また、浄土宗「十夜法要」の発祥の寺でもあり、毎年10月12日~14日に法要が行われ、露店も並び、昼夜を問わず多くの人で賑わいます。海と山に囲まれた自然豊かな環境であり、特に夕日が美しく、裏山からの眺めは「かながわの景勝50選」に指定されています。春には桜、夏には蓮を見ることができます。