人気の
フォトスポットに
ワープ!
自然豊かな癒しの空間から、ワクワクするアミューズメントパークまで、神奈川・横浜には多彩なフォトスポットがたくさん。今回は、Instagramで人気の神奈川フォトグラファーのまささんと一緒に、人気フォトスポットを巡り、すぐに使える撮影テクニックを教えてもらった。ぜひ、あなたもトライしてみよう。神奈川・横浜の旅の思い出が、もっともっと特別な一枚になるはず。
撮影インストラクター
水井まさ
神奈川県を拠点に活動するフォトグラファー。作品は「透明感」「映え」を軸に、ひと目で惹きつけ、記憶に残るビジュアルを得意とする。
SARYO SEKISON
茶寮 石尊
神奈川県伊勢原市の関東総鎮護の霊峰として、神代の昔から多くの人々の願いに寄り添い続けてきた大山阿夫利神社。ピラミッド型の美しい山容が特徴である大山の中腹(標高約700m)に建つ、大山阿夫利神社下社にある茶寮石尊。ここのテラス席からは、相模平野や相模湾、房総半島を見渡す絶景が眺められる。
ふもとから登山を楽しむこともできるが、下社まではケーブルカーで行けるので登山に自信がない方も安心して向かうことができる。看板メニューは、名水でも知られる大山の御神水で淹れたコーヒー。豊富なミネラルと甘さが特徴だ。
撮影ポイント 01
ここでの撮影ポイントは、圧巻の背景を最大限に活かした構図。抜けのある背景の場合は、その景色を最大限に活かして撮影してみよう。
日の丸構図
最もメジャーな構図で、初心者でも挑戦しやすいのでおすすめ。いちばんのポイントは、メインの被写体を真ん中に配置すること。スマートフォンのカメラを起動すると出てくるグリット線、その中心に被写体がくるようにして撮影するだけでOK!
「どちらも背景が生かされていてとっても上手です!これをさらに映える写真にするために、真ん中に被写体を持ってきて撮ってみましょう」(まささん)
まささんが撮った写真は、写真のちょうど真ん中に二人の顔が配置された日の丸構図。奥行きのある背景が被写体をさらに引き立たせてくれる。
撮影Tip
ここでのまささんの写真のTipsは、ローアングルから狙った構図。日の丸構図にするために、撮影場所によっては少し角度をつけて被写体を狙う必要があるが、その場合は、ローアングルで狙うのがいい。より奥行きがでて、被写体を際立たせることができる。
撮影ポイント 02
茶寮石尊でのお楽しみは御神水で淹れたコーヒーと、隠れた人気の升ティラミス。スイーツの映える撮り方も教えてもらった。
「基本は、水平線を意識すること、そして、今回のような景観の美しい場所の場合は、ぜひ、被写体を下に配置し、空の抜けを入れて撮ってみてください。テラス席なので光もうまく取り入れられると映える写真になります!」(まささん)
UMANOSE DOMON
馬の背洞門
ミシュラン・グリーンガイドジャポンで「近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所」を意味する2つ星を獲得している、三浦市三崎町の城ヶ島。ここにはたくさんのフォトスポットがあるが、今回は、自然の力が作り上げた「馬の背洞門」。
長い年月をかけて海水が岩を削りできた洞穴で、神秘的な自然の造形美と言われている。この周囲に広がる壮大な太平洋からの日の出、日の入りも美しく、ウェディングフォトの名所としても有名だ。
撮影ポイント 01
ここでは、馬の背洞門と隣する小さな洞穴をモチーフに撮影をした。雄大な景色をしっかり収めるには、引きで撮影するのがポイント。海辺は、強風で撮影が難しいことも多いが、引きで撮影すると雰囲気がでやすい。
「力強い自然が表現されていてとてもいいですね。これに空の青をプラスすると、岩と空のコントラストがでて、映えるポイントになります。」(まささん)
まささんの写真は、広角で撮影されていて、空と岩のコントラストがしっかりでている。
撮影Tip
三分割構図
画面を縦横に三分割し、交点や線上に被写体を置く構図。ここのように空を入れたい場合は、被写体をグリット線の下の交点に持ってくる構図がおすすめ。
撮影ポイント 02
今回は、夕暮れ時の撮影だったので、シルエット撮影にもチャレンジしてみた。夕日と重ねてシルエットを作る。ポツン構図といって、小さく被写体を配置することで、壮大さを演出できる。ここでは、空をダイナミックに見せるために、被写体を下のほうに持っていった。
SHIN-YOKOHAMA RAMEN MUSEUM
新横浜ラーメン博物館
東海道新幹線の停車駅、新横浜駅にある新横浜ラーメン博物館は、「全国各地のラーメンを飛行機に乗らずに食べに行ける」がコンセプトの、世界初!ラーメンのフードアミューズメントパーク。全国選りすぐりのラーメンが楽しめるだけではなく、昭和レトロな街並みが映えるスポットとして人気だ。

今回訪れたのは、六角家1994+。
撮影ポイント 01
ここでの撮影ポイントは、なんといっても雰囲気のある昭和レトロな空間。どこを切り取ってもエモーショナルな雰囲気が漂う。そんな中、まささんが見つけたおすすめスポットは、夜の演出が施された長めの小路。ノスタルジックな趣あふれるスポットを、左右のディテールをしっかり入れて撮影してみた。
「足元をフレーム下に合わせ、ローアングルで捉えているので、スタイルアップされていいですね!次のステップとして、前にアイテムを入れて奥行きを出してみましょう。ライトも効果的に使うといいですね」(まささん)
まささんが撮影した写真では、左前に少しバイクが入っている。そして、上部のライトもアクセントにすることで、より奥行きが感じられる仕上がりになった。
撮影Tip
撮影するポイントを見つけるのも、腕の見せどころ。目移りしてしまう映えるスポットで、どこを撮るか?を探すポイントを教えてもらった。
- 原色系を入れる
- ネオンやちょうちんなど光を取り入れる
- ファインダー越しに探す
撮影ポイント 02
今回、他にもこんなポイントで撮影をしてみた。もちろんおいしいラーメンを味わうのもお忘れなく!
YOKOHAMA HAKKEIJIMA SEA PARADISE
横浜・八景島シーパラダイス
「海・島・生きもの」がテーマのアーバンリゾートアイランド、横浜・八景島シーパラダイス。4つの水族館の中でも、700種類、12万点の生きものたちが生活する日本最大級の水族館である「アクアミュージアム」では、イワシの大群泳や、イルカなどの生きもののパフォーマンス「Animal Life Live!」 が人気だ。
撮影ポイント
アクアミュージアム内にある人気スポット、アクアチューブ。頭上を180度覆うチューブ型の水槽を通るエスカレーターだ。ここでの撮影では、シンメトリー構図を活用して撮影してみよう。
シンメトリー構図
上下または左右対象になるように被写体を配置。シンメトリーを作ることで、すっきりしたイメージを演出できる。
ここではシンメトリー構図を用いて、写真を撮った。全身を広角で捉えてスタイルアップを狙ったもの。シンメトリー構図でバランスよく見えている。アクアチューブもしっかり写っており、楽しいひと時がちゃんと切り取られている。
エスカレーターでは、思わぬ事故防止のため、ご乗車中の写真・動画撮影はお控えください。
また、周りのお客様の通行を妨げたり、接触の原因となる場合がありますので、周りのお客様にご配慮をお願いいたします!
SARUSHIMA
猿島
東京湾に浮かぶ唯一の自然島であり、湾内最大の無人島「猿島」。かつては東京湾を守る要として砲台と弾薬庫のある要塞だったが、現在は自由に散策ができる。横須賀から船で10分というアクセスの良さと、手つかずの自然と歴史的遺産が織りなす独特な雰囲気が魅力だ。
撮影ポイント
ここでの撮影ポイントは、無人島ならではの自然的要素と歴史遺産の人工的な要素がバランスよく画面に収められることだ。
「そうすることによって猿島独特の世界観が伝わりやすいですよね。特に猿島は同じスポットでも、立ち位置や角度を変えるだけで印象が大きく変わるので、どこを撮るか?はもちろんのこと、どの位置から撮るか?を意識することでより印象的な一枚になります。」(まささん)
そんなポイントを抑えながらまささんが選んだ撮影ポイントはこちら。
オイモノ鼻広場から海に降りる階段と、レンガ造りのトンネル。いずれも自然と人工物が融合した猿島らしいポイントだ。
撮影Tip
透明感のある写真をスマートフォンで撮りたい時のポイントとして、
- 露出は少し暗めにする(明るすぎると透明感が消えやすい)
- 逆光や半逆光を積極的に使う
- いろんな焦点距離で撮ってみる
撮影時にぜひ試してみよう。
SHOMYOJI TEMPLE
称名寺
鎌倉時代に建立したとされる称名寺。春は桜、夏の初めには黄菖蒲、秋は紅葉と、四季折々の美しい景観が楽しめる。阿字ヶ池に架かる朱塗りの太鼓橋と平橋がフォトジェニックで、撮影スポットとしても人気だ。
撮影ポイント
称名寺のような歴史的な建築物は、さまざまな要素で成り立っていることが多い。そのため、構図を少し変えるだけでも印象が大きく変わる。今回は特徴的な太鼓橋の上から、その先に続く金堂を捉える構図で撮影してみた。
空の青と橋の朱赤のバランスが良い1枚。本堂を日の丸構図で捉えている。水面に映る太鼓橋も画になるが、スマートフォンの縦型を活かしたこちらの構図もおすすめだ。視線を奥に導けているか?光を活かせているか?などを意識してみるとGOOD。
撮影Tip
撮影写真をよりよくするのが、レタッチ(加工・編集)。透明感のある写真が人気のまささんにスマートフォンでできる加工時のおすすめ設定を教えてもらった。
明るさ:上げすぎない
コントラスト:少し下げる
ハイライト:下げる
シャドウ:少し持ち上げる
彩度:控えめ(上げすぎない)
色温度:やや寒色寄りにすると透明感が出やすい
旅の思い出が、さらに魅力的になるレタッチ術。
あなたもトライしてみては?
今回紹介したのはすぐに使える撮影テクニックばかり。ぜひ、あなたもトライしてみよう。
写真は、見返すたびに、旅したひと時にワープできるから。そして、また旅をしたくなるから。
つぎは、どんな神奈川・横浜にでかけよう。魅力的なフォトスポットが、まだまだいっぱい待っている。
それでは、よい旅の一枚を!













































