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東海道の「間の宿」を再発見!~鶴見のプチ歴史散策~

「間の宿」とは宿場と宿場との間にあって、旅人を休息させた村のこと。
その昔、鶴見は川崎宿と神奈川宿の間にあり、旅人にとってはホッとする休憩地点の1つでした。
鶴見の名所旧跡を歩くと知らなかった発見があるかも
  • エリア
    横浜・川崎
  • 所要時間
    半日
  • 交通手段
    徒歩、バス
  • カテゴリ
    歴史・文化 産業観光
  • START
  • 1
    鶴見市場駅
  • 徒歩で約3分
  • 2
    市場熊野神社
    鶴見七福神の福禄寿

    京浜急行鶴見市場駅の改札を出て左階段を降りると細い道に出ます。右折して10m程行き左側を見ると正面に神社の鳥居が見え、そこが目指す市場の熊野神社です。まずは神社本殿に参拝して旅の安全を祈り、境内の中を一回りしてからスタートしましょう。
    神社は1872年の鉄道開通に伴い、建屋の下に丸材を置いて本殿ごと人力で引っ張ったと言われています。境内には幕末に作られた狛犬や灯篭もあり、歴史を感じることができます。

  • 徒歩で約5分
  • 3
    市場一里塚
    神社を出て右に進むと一里塚が左手にあります。江戸日本橋から一里毎に設けられた塚で市場は5番目の一里塚となります。
    距離の目安として、また人馬の休息場所として活用され、旅人はこの場所で暫しの休憩をとり先に進んでいきました。
  • 徒歩で約10分
  • 4
    鶴見川橋
    先に進むと鶴見川橋に出ます。
    江戸を出発して最初に越えるのが六郷橋でしたが、再三洪水で流失したため幕府は橋を架けるのを諦め舟渡しにしました。
    そのため鶴見橋が江戸に出て最初に渡ると言われてきました。
    ちなみに鶴見川橋は、江戸時代に徳川家康が交通路を整備した際には「鶴見橋」という名前でしたが、大正時代に国道15号線に架かる橋が出来た時に名前を譲ったため、鶴見川橋となりました。
  • 5
    鶴見橋関門旧跡
    鶴見川橋を渡るとすぐ左手に鶴見橋関門旧跡の碑があります。
    かつては横浜開港と共に外国人殺傷事件が相次いだため、横浜の主要道の要所に関門を設置、番人を置いて居留地に暴徒が入らないよう不審な浪士等を厳しく取り締まるために設置された関所跡です。川崎から保土ケ谷間に番所を20か所設置、鶴見橋は第5番の番所でした。
    住所 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2-19-24
    電話番号 045-510-1676
    アクセス JR 鶴見駅
    営業時間 年中無休
  • 徒歩で約10分
  • 6
    寺尾稲荷道道標
    鶴見橋関門旧跡碑から先に進むと寺尾稲荷道道標が鶴見図書館手前の歩道上に設置されています。これはレプリカで本物は鶴見神社境内にあるとのこと。
    この道は、後北条に仕え寺尾地域を治めていた諏訪一族の5代目諏訪三河守馬之助が、馬術上達を祈願し城の麓にある寺尾稲荷(現在は馬場稲荷)に日夜願掛けに来たという稲荷(道標から約3.5kmの所)に繋がる江戸時代からのもの。馬之助が戦場において見事な活躍をしたことから、馬術上達の稲荷として多くの人が遠くから参詣に来ていました。
  • 徒歩で約3分
  • 7
    信楽茶屋跡
    鶴見神社の分岐点に来る道路を挟み信楽茶屋の説明板があります。
    現在はラーメン信楽茶屋となっていますが、かつてこの東海道沿いに信楽茶屋があり、鶴見神社参道前ということもあり評判の店で名物の梅干しや梅漬けの生姜を商っていました。
    名物の立場茶屋(土地の名物を用意した茶屋)もあり、よね饅頭が大人気。現在よね饅頭は「御菓子司 清月」の看板商品として味わうことが出来ます。
  • 8
    鶴見神社
    創建は推古天皇の御代と伝えられ、大正9年(1920)年に鶴見神社と改称されました。
    「川崎・横浜間最古の神社」と言われています。
    住所 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1ー14ー1
    電話番号 045-501-4122
    ウェブサイト1 https://tsurumijinja.jp/
    アクセス JR鶴見駅より徒歩3分・京急鶴見駅より徒歩4分
  • 徒歩で約10分
  • 9
    覇王茶屋跡碑
    鶴見銀座商店街に入ってすぐにエスプランというベーカリー店がありますが、その昔は「覇王(サボテン)茶屋」といわれた所です。
    初代店主が長崎に行って土産として買って帰ったサボテンを店前に植えたところ、3.5mほどにもなり街道を行く旅人の評判となって大いに繁盛したそうです。
  • 徒歩で約10分
  • 10
    大本山總持寺(み霊祭り盆踊り大会)
    鶴見七福神の大黒天
    總持寺は曹洞宗の大本山として知られています。毎年夏にみ霊祭り盆踊り大会が開催されます。今では地域の夏の風物詩として定着しており、元気いっぱいの僧侶の掛け声に合わせ、大勢の参加者が盆踊りを楽しんでいます。大変盛り上がる盆踊り大会に是非お越しください。
    住所 神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1
    電話番号 045-581-6021(総受付)
    ウェブサイト1 http://www.sojiji.jp/
    アクセス JR 鶴見駅
    営業時間 ※み霊祭り盆踊り大会 7月17日~19日 18:00~21:00
  • 徒歩で約20分、もしくはバスで約10分
  • 11
    国道駅
    国道駅の由来はとてもシンプルで、国道15号線が通っていることから命名されました。
    現在も開業した当時のままに残されており、レトロ感を一層強くします。映画やテレビドラマでも使用された大正ロマン漂う風情があり、まるでタイプスリップしたような気分に浸れます。
  • 徒歩で約3分
  • 12
    子育地蔵尊
    国道駅より先に進むと右側に慶岸寺があり、その門前に子育て地蔵尊があります。
    安産・子育てにご利益があるとのことで参拝者は多く、黄金に輝く子育て地蔵尊を見ることが出来ます。
  • 13
    生麦魚河岸通り
    江戸時代の漁師町からの伝統を引き継ぐ通りで、プロも訪れる魚屋が約20軒並び新鮮な魚を買うことができる。旧東海道の面影も残し、観光客にも人気のスポット。
    住所 神奈川県横浜市鶴見区生麦5丁目18-25
    アクセス JR鶴見線 国道駅
    営業時間 8:30頃~10:30頃
    休業日 日曜、祝日、水曜不定休
  • 徒歩で約5分
  • 14
    南海山瑠璃光院正泉寺
    鶴見七福神の恵比寿神
    毎年お盆の入りの日に「双盤念仏」が行われる正泉寺。
    双盤と呼ばれる金属の鉦と太鼓を鳴らしながら、節に合わせて念仏を唱える伝統仏事です。かつて漁業を生業としていた町ということから、寺には海にまつわる亀供養塔があります。
  • 15
    道念稲荷社と神明社
    その昔山梨県の身延山の奥の院のさらに奥にある、大蛇が化身したという七面山で修業した道念和尚が、生麦に立寄った時に建立したのが道念稲荷社。赤い鳥居がすぐ目に入ってきます。
    約400年前から行われている「蛇も蚊もまつり」は、本宮地区は道念稲荷社で、生麦地区は原の神明社で毎年6月の第一日曜日に行われており、横浜市無形民俗文化財に指定されています。
  • 徒歩で約10分
  • 16
    生麦事件碑と生麦事件発生場所
    1862年、薩摩藩島津久光の大名行列に押し入ってしまったイギリス人商人らが切りつけられた生麦事件の発生現場です。
    事件への報復として薩英戦争が勃発しましたが、戦争を契機として薩摩藩はイギリスとの交流を深めて近代化を推し進め、明治維新の中心となっていきました。
    住所 神奈川県横浜市鶴見区生麦1丁目16−14−2(事件碑)鶴見区生麦4丁目25-2付近(発生場所)
    アクセス 京浜急行電鉄 生麦駅
  • 徒歩で約10分
  • 17
    生麦駅
  • GOAL
  • 1 鶴見市場駅
  • 2 市場熊野神社
  • 3 市場一里塚
  • 4 鶴見川橋
  • 5 鶴見橋関門旧跡
  • 6 寺尾稲荷道道標
  • 7 信楽茶屋跡
  • 8 鶴見神社
  • 9 覇王茶屋跡碑
  • 10 大本山總持寺(み霊祭り盆踊り大会)
  • 11 国道駅
  • 12 子育地蔵尊
  • 13 生麦魚河岸通り
  • 14 南海山瑠璃光院正泉寺
  • 15 道念稲荷社と神明社
  • 16 生麦事件碑と生麦事件発生場所
  • 17 生麦駅
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