横浜の下町で古くから愛されるお蕎麦屋さん【食のコラム】
横浜市南区の中村川沿いにあるお蕎麦屋さん「三吉橋小嶋屋」。創業は明治32年の老舗だ。製粉からそば打ちまですべて店主お手製である。三吉橋の反対側にはこれも横浜を代表する演芸場「三吉演芸場」がある。大衆演劇を観て、帰りにお蕎麦をすする、横浜下町の一つの楽しみ方をご紹介する。
※本コラムは、かながわガイド協議会構成団体である「NPO法人神奈川歴遊クラブ」より寄稿いただきました。
三吉橋 小嶋屋
お店の前面には笹が植えられ、涼しげな雰囲気を醸している。入り口の「手打ちそば」と染め抜かれた暖簾をくぐり、店内へ。そばつゆの香りが漂い、否が応でも期待をそそる。
蕎麦は「田舎」、「もり」、「さらしな」など多種が用意
田舎蕎麦は蕎麦殻とともに粉を引くため、蕎麦が少し茶色っぽいが味や香りが深いのが魅力だ。太くて腰が強く蕎麦の味を堪能できる。店主の蕎麦打ちの技術がいかんなく発揮され、濃い目のつゆがよく合う。
定番のもり蕎麦
少し白っぽいが、更科蕎麦ではない。ミョウガなどの薬味と一緒に食するのが旨い。田舎蕎麦、もり蕎麦、更科蕎麦の三種類を食べ比べたい方には三色もりもお勧めだ。また、さくら、しそなど季節ごとに提供される変わり蕎麦も味わってみたい一品。
つまみは板わさと厚焼き玉子、他には天ぷらも
しこしこと弾力ある嚙み心地の板わさは、“蕎麦屋で一杯”の定番おつまみだ。口の中でとろける、ふわふわの厚焼き玉子も欠かせない一品。焼酎の蕎麦湯割りには欠かせないつまみだ。アナゴや野菜の天ぷらもよく合う。
横浜の下町に立地
お店へのアクセスは横浜地下鉄ブルーラインの阪東橋駅から徒歩10分程、有名な横浜橋商店街にも近く、帰りに商店街をぶらぶら歩くのも楽しい。
三吉橋 小嶋屋
〒232-0033
横浜市南区中村町3-188-9
045-261-0391
営業時間 11:30―15:00 17:00―20:00(土・日・祭日は15:00までの営業)
月曜 定休日(月一回連休)
※本コラムは、かながわガイド協議会構成団体である「NPO法人神奈川歴遊クラブ」より寄稿いただきました。
三吉橋 小嶋屋
〒232-0033
横浜市南区中村町3-188-9
045-261-0391
営業時間 11:30―15:00 17:00―20:00(土・日・祭日は15:00までの営業)
月曜 定休日(月一回連休)
※本コラムは、かながわガイド協議会構成団体である「NPO法人神奈川歴遊クラブ」より寄稿いただきました。



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