新名称 茜身(あかねみ)で未病改善!!【食のコラム】
茜身(あかねみ)を知っていますか? 茜身とは、魚類に特有の筋肉であり、暗赤色に濃くなっている部位を指します。もともと血合肉などと呼ばれていますが、持久力を発揮する筋肉で、マグロやカジキ、カツオなどの回遊魚に多く存在しています。DHA、EPA、鉄分、タウリン、ヒスチジン、アンセリン、セレノネインなどが豊富に含まれていて、長時間運動を可能にする働きがあります。大腸がんの発生や血圧上昇の抑制効果、生活習慣病の要因となる活性酸素を取り除く効果、メラニン合成抑制作用があることが神奈川県水産技術センター、水産技術研究所、聖マリアンナ医科大学の共同研究により実証されました。 三浦市では、2024年に血合肉に替わる名称を募集し、応募総数2,583件の中から「茜身(あかねみ)」が選ばれました。
※本コラムは、かながわガイド協議会構成団体である「みうらガイド協会」より寄稿いただきました。
茜身イラスト
茜身(血合肉)は酸化しやすく保存が難しいため、市場に流通することは少なく、生臭さがあることから地元の飲食店でも積極的に扱われてこなかったのですが、地域の特産品化に向けて、神奈川県水産技術センターの後押しを受け、三浦商工会議所・地元飲食店有志による「まぐろ未病改善効果研究会」が商品化に向けて取り組んできました。 現在認証店は24店舗(2025年8月)で、各店舗は独自のメニューを考案しています。美味しくて体に良い茜身料理!!その一部をご紹介します。茜身取扱店認証ステッカーのお店で、ご賞味あれ!!
茜身ステーキ
素材の良さを活かして塩・コショウのバター炒めで提供しています。まったく臭みのない良質な茜身をご堪能下さい。ビールやレモンサワー、ハイボールにもよく合います。
かじきとまぐろの茜身肉のもち米団子
カジキまぐろの茜身のミンチと本まぐろの茜身の漬け焼きをほぐしたものを野菜とともに練り上げてもち米で包み蒸しあげています。お好みで辛子醤油や辛子酢でいただくのもおすすめです。
茜身真薯(しんじょ)スティック揚げ
メバチマグロの茜身の真薯を食パンに塗り、素揚げしたものをカットしています。ディップをつけて召し上がれ。
茜身の串カツ
カジキ茜身と玉ねぎに塩コショウをふり、小麦粉・卵・パン粉につけて焼き上げています。あっさりとポン酢で食べるのがおすすめです。
※本コラムは、かながわガイド協議会構成団体である「みうらガイド協会」より寄稿いただきました。
※本コラムは、かながわガイド協議会構成団体である「みうらガイド協会」より寄稿いただきました。



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