横浜発祥グルメ(横浜でアレンジされた洋食)~「ナポリタン」と「牛鍋」【食のコラム】
横浜発祥の二つのグルメをご紹介します。 一つは、「ナポリタン」です。戦後、GHQに接収されていたホテルから、オリジナ ルソースを考案し生まれたのが発祥と言われています。その後、手頃な価格の庶民の味にアレンジし、ナポリタンとして提供されました。 もう一つは、横浜開港後、外国の肉食文化の影響を受けながらも、牛肉を煮て日本人好みの味付けにこだわり、アレンジされた「牛鍋」※です。 食牛の習慣が一般的でない明治の始め、明治天皇が自ら食されたことでブームとなり、まずは高級料理店で扱われ、その後廉価な牛鍋屋が庶民の間にも流行して行ったようです。
※牛鍋は最初から具材を味噌や醤油を使ったたれで煮るものです。
※本コラムは、かながわガイド協議会構成団体である「横濱シティガイド協会」より寄稿いただきました。
ホテルニューグランド総料理長が考案した「元祖・スパゲッティナポリタン」
終戦後にGHQに接収されていたホテルニューグランド内で、米兵たちが茹でたスパゲッティに塩・コショウとトマトケチャップを和えただけのものを昼食や夜食としてよく食べていたそうです。そんな粗食を見かねたホテルの二代目総料理長入江茂忠氏が、生トマト、玉ねぎ、ニンニク、トマトペースト、オリーブオイルを使ったオリジナルソースを考案し、ハムやマッシュルームを加えて炒めたスパゲティにこのソースを和えて「元祖・ナポリタン」が誕生しました。 見た目以上に意外とボリュームがありますが、さっぱりとして上品な味わいです。
<コーヒーハウス ザ・カフェ>
横浜市中区山下町10番地 ホテルニューグランド本館1階
℡:045-681-1841
https://www.hotel-newgrand.co.jp/
<コーヒーハウス ザ・カフェ>
横浜市中区山下町10番地 ホテルニューグランド本館1階
℡:045-681-1841
https://www.hotel-newgrand.co.jp/
ケチャップを使って庶民の味にアレンジして広がったセンターグリルの「ナポリタン」
これがおなじみのケチャップナポリタンで、ホテルニューグランドの初代総料理長サリー・ワイル氏が経営していたホテルの料理人だった石橋豊吉氏が、1946(昭和21)年に横浜の花咲町で開業した洋食店「センターグリル」を独立して開業、当時高級品だったトマトではなくケチャップを使用し、極太麺をゆでて一晩寝かせ、ケチャップを入れてから野菜、ロースハムを加えてしっかり炒め、酸味を飛ばし甘みを引き出したもので、主力メニューとして廉価で提供を始め、広がっていったものです。
<センターグリル>
横浜市中区花咲町1-9
℡:045-241-7327
https://center-grill.com/
<センターグリル>
横浜市中区花咲町1-9
℡:045-241-7327
https://center-grill.com/
明治元年創業 牛鍋元祖「太田なわのれん」の牛鍋
日本人になじみのなかった牛肉を、高橋音吉氏が浅い鉄なべを使用して味噌をタレにして葱で臭みを消すなどの工夫を凝らした牛鍋店を明治元年に創業。 現在も当時の味を守り続けていて、ぶつ切りの肉に特製の味噌の味が染み込ん だ独特の濃厚な味わいです。
<太田なわのれん>
横浜市中区末吉町1-15
℡:045-261-0636
https://www.ohtanawanoren.jp/access/
<太田なわのれん>
横浜市中区末吉町1-15
℡:045-261-0636
https://www.ohtanawanoren.jp/access/
明治26年創業「じゃのめや」の牛鍋
小さな屋台から始まった「じゃのめや」は明治26年に店舗を構えて創業し、扱う肉を徹底的に厳選し技法にこだわって味のクオリティを維持、創業当時からの調理の手法や味付けをほぼ変えることなく、伝統の味を守り続けてきています。
<じゃのめや>
横浜市中区伊勢佐木町5-126
℡:045-251-0832
https://www.janomeya.com/
<じゃのめや>
横浜市中区伊勢佐木町5-126
℡:045-251-0832
https://www.janomeya.com/
明治28年創業 「荒井屋」の牛鍋
文明開化が進んできた明治28年に誕生した牛鍋店。匠のこだわりとして、目利きが選んだ確かな素材や道具にも名品を集めて、鍋や包丁さばきによってひとつの美味しさが作られることを意識して、伝統を受け継いだ変わらぬ味の牛鍋を提供し続けています。
<荒井屋本店>
横浜市中区曙町2-17
℡:045-251-5001
https://www.kanagawa-kankou.or.jp/gourmet/6444
(他に万國橋店、そごう横浜店あり)
※本コラムは、かながわガイド協議会構成団体である「横濱シティガイド協会」より寄稿いただきました。
<荒井屋本店>
横浜市中区曙町2-17
℡:045-251-5001
https://www.kanagawa-kankou.or.jp/gourmet/6444
(他に万國橋店、そごう横浜店あり)
※本コラムは、かながわガイド協議会構成団体である「横濱シティガイド協会」より寄稿いただきました。



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