日本の建築界に大きな影響を与え「日本の現代建築の父」と呼ばれたA.レーモンドの設計。
絹糸貿易商エリスマン氏の私邸として1926年に山手町127番地に建築されました。

異人館的要素を持ちながらも軒の水平線の強調など、レーモンドの師匠であるF.L.ライトの影響も見ることができます。現在の元町公園には1990年に移築復元されました。

1階には暖炉のある応接室、居間兼食堂、庭を眺めるサンルームがあり、レーモンドが設計した家具が配され、2階では山手の洋館に関する展示がされています。また、地下はフリースペースとして貸し出しされており、昔の厨房部分を利用した喫茶室があります。